投げ釣りとは? わかりやすく解説

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なげ‐づり【投(げ)釣(り)】

読み方:なげづり

砂底海岸で、リール使って仕掛け遠く投げ釣り方。キス・ニベ・カレイなどを対象とする。


投げ釣り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 05:19 UTC 版)

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投げ釣り(なげづり)とは、釣りの一種で、主にで行われる。一般に専用の釣り竿リールなどの道具でエサのついた仕掛け(天秤、オモリ、釣り針釣り糸などから成る)を遠くへ飛ばし、魚類などを採捕する方法のことである。神奈川県の沿岸部、湘南地域が発祥と言われる。歴代の投げ釣り師の中で、最も遠くに飛ばしたのはコチスペ氏であり、その距離は概ね250メートルと言われている。

概要

この釣りの主な対象は、海底付近に生息する魚類で、一般に投げ釣りで狙う魚としてはキスカレイアイナメなどが挙げられる。投げ釣りの主な場となるのは堤防防波堤)や砂浜などである。釣れる魚が多種多様であることもこの釣りの特徴の一つである。

歴史

リールが登場する前には、仕掛けをドーナツ型の錘につけ、穴に竹竿の先を通して遠くへ振り飛ばし、糸をのちにたぐり寄せる形での投げ釣りが存在した。九十九里浜などで行われ、50メートルほどの投擲が可能だった。戦後、太鼓型リール、横転リール(太鼓型リールだが、仕掛けを投げる時は90度回転させ、回転軸を釣り竿に対して垂直にする)の登場を経て、さらに遠投に適したスピニングリールの登場と、リールの進化が遠投の可能性を広げる結果となった。加えて釣り竿の進化(竹→グラスファイバー→カーボンファイバー)、釣り糸の進化(蚕から作った本テグス→ナイロン糸→PE糸)も見逃せない要素となっている。

道具の質や釣り人の体力、技術にもよるが、現在では仕掛けを200m近く投げることも可能となっており、オモリだけを投げるキャスティング(遠投)能力を競う競技会も開催されている。


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