成形炸薬とは? わかりやすく解説

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せいけい‐さくやく【成形×炸薬】

読み方:せいけいさくやく

モンロー・ノイマン効果利用するのに適した形に成型した炸薬先端円錐形(えんすいけい)のくぼみがある円柱状に成形したもので、ふつう、このくぼみに金属製内張り装着して用いる。くぼみの後方から起爆すると、爆轟エネルギー液状化した金属が、開口している円錐の底から超高速噴射されるHEAT等の兵器のほか、爆発圧接ビルの爆破解体などに用いられる


成型炸薬

(成形炸薬 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 01:24 UTC 版)

成型炸薬(せいけいさくやく)は、爆薬の一種である。ダイナマイトなどの破裂する爆薬と異なり、モンロー/ノイマン効果を利用して超高速の金属噴流を特定方向に集中させて噴射する特徴がある。

主な用途としては、軍用の成形炸薬弾がある。また、民間用途として、爆発圧接のほか、金属破断、鉄筋・鉄骨造りのビルなどの爆破解体にも使用されている。

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