成年向け漫画家としての活動
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「鈴木がんま」の記事における「成年向け漫画家としての活動」の解説
『デリ☆ハン』が打ち切りになったころ、デビュー以前からの友人だった漫画家・緋村えいじから、司書房が成年向け漫画の作家を募集していると聞き、それまで描いたことのなかった成年向け漫画を描くことを決める。『コミックラッツ』(司書房)1993年9月号に掲載された読切漫画「PASS the CRISIS」(鈴木銃馬名義)から、成年向け漫画家としての活動をスタート。同誌翌月号に載った「Private Lesson」は当初は単発の読切作品だったが、編集部からの要望で連作化された。 鈴木銃馬(すずき がんま)としての活動を開始したのは学年誌での仕事を始める直前であり、以後、学年誌にて鈴木雅洋名義で児童向け作品を連載しつつ、成年向け雑誌では鈴木銃馬(のちに鈴木がんま)名義で作品の発表を続けた。主な掲載誌は『コミックラッツ』、『コミックドルフィン』、『コミックドルフィンJr.』(以上、司書房)、『COMIC天魔』(茜新社)など。また『コミックドルフィンJr.』では、独立創刊号である1994年8月号(Vol.4)から最終号と銘打たれた1997年8月号まで毎月、表紙イラストを担当した。 1995年には司書房より成年向けコミック『プライベート・レッスン』(鈴木がんま名義)が刊行された。これは同社の同年の単行本で最大の売り上げを記録したが、鈴木の成年向け漫画の単行本はこれが唯一である(2003年にはコアマガジンより再刊)。また1996年には司書房よりイラスト集『GAMMA WORLD 鈴木銃馬作品集』が刊行された。
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