懸物

デジタル大辞泉

かけ‐もの【賭（け）物／懸（け）物】

読み方：かけもの

勝負事などに賭ける金品。賭け事の勝者に与えられる賞品。賭け禄(ろく)。

「—にして、娘くらべなどせられよや」〈宇津保・菊の宴〉

歴史民俗用語辞典

懸物

読み方：カカリモノ（ｋａｋａｒｉｍｏｎｏ）

（１）江戸時代、口米・高懸三役・国役金・諸入用金など土地や人に課した諸費用料。
（２）長崎貿易における関税。

別名 掛物

懸物

読み方：カケモノ（ｋａｋｅｍｏｎｏ）

勝負事・賭事などの勝者に与えられた賞品、懸賞。

別名 賭物

短編小説作品名辞典

懸物

作者夏目漱石

収載図書夢十夜 他二篇
出版社岩波書店
刊行年月2003.4
シリーズ名岩波文庫

収載図書夢十夜 他二篇
出版社岩波書店
刊行年月2007.1
シリーズ名ワイド版岩波文庫

隠語大辞典

懸物

読み方：かけもの

1. 土蔵の錠前のことをいふ。〔犯罪語〕
2. 土蔵の錠前を云ふ。
3. 土蔵の錠前をいう。

分類 犯罪語

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近代文学作品名辞典

懸物

読み方：カケモノ（ｋａｋｅｍｏｎｏ）

作者 夏目漱石

初出 明治42年

ジャンル 小説