慢性副鼻腔炎・慢性気管支炎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 02:19 UTC 版)
「気道感染」の記事における「慢性副鼻腔炎・慢性気管支炎」の解説
基本的に慢性の気道感染という病気は胸部X線写真で診断可能な簡単な疾患を除き、結核、慢性副鼻腔炎を除きほとんどない。慢性に咳がある場合は感染症よりもCOPDやアレルギー性疾患が疑わしいと考えられている。鎮咳薬でリン酸コデイン、レスプレンなどを用いることもあるが原因除去に比べて効果は低いとされている。原因としてはACE阻害薬や咳喘息(ウィーズが聴取されない)、GERD(逆流性食道炎)や後鼻漏、好酸球性気管支炎、また近年は成人百日咳などがあげられる。成人百日咳に関しては発症初期はマクロライドが有効と言われているが、感染予防として発症初期でなくても効果があると言われている、それ以外は対症療法しかない。
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