愛に甦へる日 (1923年の映画)とは? わかりやすく解説

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愛に甦へる日 (1923年の映画)

(愛に甦る日 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 06:22 UTC 版)

愛に甦へる日
監督 溝口健二
脚本 若山治
出演者 山本嘉一
撮影 高坂利光
編集 高坂利光
製作会社 日活向島撮影所
配給 日活
公開 1923年2月4日
上映時間 60分
製作国 日本
言語 日本語
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愛に甦へる日』(あいによみがえるひ)は、1923年(大正12年)製作・公開、溝口健二監督による日本のサイレント映画である。溝口健二の監督第1作である。

略歴・概要

当時の向島撮影所のフォーマットは、4巻40分が標準であったが[1]、本作は6巻60分である。「日活新派」と呼ばれた現代劇の撮影所である同撮影所では、女性の配役は女優ではなく女形が演じることになっていたので、本作でも、森きよし、小栗武雄、中村吉次、木藤茂ら女形が出演している。

本作の上映用プリントは、東京国立近代美術館フィルムセンターに所蔵されておらず[2]マツダ映画社も所蔵していない[3]。溝口健二の監督デビュー作であるものの、現状、観賞することの不可能な作品である。

スタッフ・作品データ

キャスト

  • 山本嘉一 - 海野蕉亭
  • 森きよし - 姉娘・民枝
  • 小栗武雄 - 妹娘・小百合
  • 小泉嘉輔 - 菱田雄一
  • 上杉六郎 - 菱田の父・清作
  • 中村吉次 - 菱田の母・おきぬ
  • 御船茂 - 海野の弟子
  • 白川悟 - 海野の弟子
  • 吉村哲雄 - 室田義郎
  • 木藤茂 - およし
  • 宮島啓夫 - 労働者

  1. ^ 『日本映画史発掘』、田中純一郎冬樹社、1980年、p.128-132.
  2. ^ 所蔵映画フィルム検索システム東京国立近代美術館フィルムセンター、2009年12月18日閲覧。
  3. ^ 主な所蔵リスト 劇映画=邦画篇マツダ映画社、2009年12月18日閲覧。

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