応力とひずみの関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/07 21:37 UTC 版)
粘弾性体は、弾性体と粘性体の間の性質を持つ。力を加えて変形させ、その応力(力÷面積)を一定に保つとひずみ(変形長さ÷元の長さ)は徐々に大きくなる。このとき、ひずみ速度(ひずみ÷時間)は時間経過に伴い大きくなる。言い換えれば、ひずみを一定に維持しようとするとき、必要な応力は加速度的に小さくなる。完全弾性体では応力とひずみは比例関係にあり、応力を一定に保つとひずみは変化しない。完全粘性体に力を加えるとエネルギーは熱となり失われる。ひずみが一定のとき、応力は無くなる(0になる)。
※この「応力とひずみの関係」の解説は、「粘弾性」の解説の一部です。
「応力とひずみの関係」を含む「粘弾性」の記事については、「粘弾性」の概要を参照ください。
- 応力とひずみの関係のページへのリンク