必要書類の申請
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/05 23:50 UTC 版)
本籍地または現住所の都道府県の窓口で申請した(申請時は必ず本人が出頭した)。 窓口で申請するには以下の書類が必要であった。 身分証明書発給申請書2通「身分証明書」とは内閣総理大臣(総理府)が発行する沖縄渡航専用のパスポートであった。外務省発行のパスポートとは異なり、上部の文字は「身分証明書」、中央の紋章は「五七の桐花紋」、下部の文字は「日本政府総理府」であった。 住民票の謄本か抄本1通(有効期間6ヶ月以内) 申請者本人の顔写真2枚 入域許可申請書3通「入域許可申請書」とは琉球列島米国民政府が発行した「入域許可証(Permission for Entry into the Ryukyu Islands)」(査証)の申請書で、英文書式であった。 これらの書類を提出すると、1-3は総理府、4は米国民政府に送られた。入域が許可されると総理府の「身分証明書」に米国民政府の「入域許可証」が添付されて、都道府県窓口に送られて、申請者に交付された(約2週間を要する)。受領の際は委任状による代理人受領も可能であった。
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