心と意志とは? わかりやすく解説

心と意志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 05:41 UTC 版)

「心」記事における「心と意志」の解説

「こころ」は、意思などが「宿る何か」だけでなく、意思的作用そのものを指すこともある。「心を受け継ぐ」などと表現する現代風に譬えるならば、PCハードではなくソフトウェア指している、とでも表現できようソフトウェアPCからPCへと自在に移りながら働いてゆく。見方によっては、ソフトウェアのほうが主体で、ひとつひとつPCはただの乗り物にすぎない、とも言える同じように、「こころ」がそれ自体ひとつの"生きもの"であり、人間はそれを受け取っている器という発想もある。 チャールズ・サンダース・パースは「人間記号論」において、「ことば」そのものが独自のいのちを持っており、成長し増殖衰退もするのであり、人間集団はその「ことば」の"interpretant"(解釈体)としての面があることを指摘している。 これは伝統的にカトリック教会において「教会イエス・キリストのからだ」としばしば表現されることにも通底している。ここでいう「教会」とは建物のことではなく信者集団」のことである。イエス(の意思アガペー)が「こころ」であり、信者ひとりひとりがその「からだ」ということである。

※この「心と意志」の解説は、「心」の解説の一部です。
「心と意志」を含む「心」の記事については、「心」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「心と意志」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「心と意志」の関連用語

心と意志のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



心と意志のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの心 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS