復刊、そして再び休刊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 10:14 UTC 版)
1989年2月9日、文字通り全面新装版として『NEWパンチザウルス』が創刊。再創刊の発行人は赤木洋一、編集人は武智京太郎。巻頭の「ザウルス宣言」には映画監督のスティーヴン・スピルバーグがメッセージを寄せている。 再創刊では他誌に流れた情報関連をコミックで補完する形式での一新を目指した。かつての読者コーナーを杉作J太郎が担当したり、プロアマ問わずの漫画家対抗戦などの企画も始まる(『ガロ』入選経験のある休石ひろふみが参加)。だが従来の平凡パンチ読者の呼び戻しも、新購読者開拓もいずれも失敗、わずか4か月で再度休刊。 パンチザウルス失敗の要因としては、セクシー路線や多少アングラ色のある記事傾向等の平凡パンチ読者が求める本質を見過ごし全くの新創刊に走ったことや、それまで漫画雑誌出版・維持のノウハウが乏しくコミック雑誌としても中途半端だったことなどが挙げられる。
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