御諸塚古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 09:01 UTC 版)
御諸塚古墳(みもろづかこふん)は、埼玉県加須市の樋遣川古墳群内にある円墳である。御室神社の社域にあることから御室塚古墳(みむろづかこふん)とも呼ばれている。
概要
- 東西径 - 35m
- 南北径 - 37m
- 高さ - 5m
1901年(明治34年)、内務省が上毛野国造・御諸別王(豊城入彦命の曾孫)陵墓伝説地として調査したことがあるが、同様の伝承がある古墳は群馬県にも6基あるほか、栃木県や茨城県にも存在する。
埋葬施設
埋葬施設は、墳頂部が削平されて社殿が祀られているため確認されていないが、明治末頃、地元民が鉄棒を挿し入れたところ、石棺らしきものに当たったとの記録がある。
埴輪などの出土遺物もない。
関連項目
座標: 北緯36度9分36.5秒 東経139度37分59.5秒 / 北緯36.160139度 東経139.633194度
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