後遺症の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:19 UTC 版)
慢性期のめまいやしびれといった症状に対しては脳代謝改善薬などが用いられる。アマンタジン(シンメトリル)ニセルゴリン(サアミオン)、イフェンプロジル(セロクラール)、イブシラスト(ケタス)などが知られている。脳梗塞の自覚症状の改善、特にめまいや痺れにはイフェンプロジル(セロクラール)、自発性の低下にはニセルゴリン(サアミオン)、意欲、自発性の低下にはアマンタジン(シンメトリル)、イブシラスト(ケタス)はめまいで用いられることもある。精神科領域ではSSRIとしてパキシル、チアプリドとしてグラマリールが用いられる。グラマリールは認知機能の低下に効果的である。認知症の進行は血管性認知症の進行の場合が多いが、正常圧水頭症の合併の場合もある。アルツハイマー病の合併を疑いアリセプトを使用するのは一般的ではない。
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