強度と材質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 18:36 UTC 版)
ヴァイキング達は軟らかい木を材料にし、縁をわざと強化しなかった。これは相手が盾の縁を攻撃し刃が食い込んで動けなくなる一瞬を狙うためのものである。 ルネッサンス期に少数の鉄の盾がでたが重さの関係上、ほとんどが木製である。ベニア板のように木目を垂直に張り合わせた。表面に描かれた絵は識別マークの意味や古代では呪術的意味合いも有り木目が分からないようにする意味合いもあった。小型〜中型の盾は革も多い。ギリシャ時代では木の盾の上に青銅を貼り付けたが以後、そのようなものは見られなくなる。 バックラーは鉄もある。試験ではブロードソードの5~6撃で破損し、斧による攻撃では2~3撃で破壊された。
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