弦楽四重奏曲第2番 (ショスタコーヴィチ)とは? わかりやすく解説

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弦楽四重奏曲第2番 (ショスタコーヴィチ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 16:07 UTC 版)

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弦楽四重奏曲第2番 イ長調 作品68 は、ドミートリイ・ショスタコーヴィチ1944年に作曲した弦楽四重奏曲である。初演はベートーヴェン弦楽四重奏団英語版によって行われ、友人である作曲家ヴィッサリオン・シェバリーンに献呈された。

作曲の背景

最初の弦楽四重奏曲である『第1番 ハ長調』(作品49)を作曲してから6年を経た1944年に、モスクワから北東300kmの位置にあるイヴァノヴォで、わずか19日間で本作は作曲された。時代は第二次世界大戦の末期のことであり、当時ショスタコーヴィチは第二次世界大戦の最中にあっても、いつもの猛烈な作曲ペースを続けていた。

簡潔な曲風だった第1番から6年を経て、書法は複雑なものになってきており、演奏時間も35分ほどという大規模なものになってきている。また、時代背景を反映してか暗く重苦しい雰囲気が漂う曲である。この暗さは本作が作曲される前年(1943年)に書かれた『交響曲第8番 ハ短調』(作品65)に通ずるものがあると言える。

曲の構成

全4楽章、演奏時間は約35分。

ドミートリイ・ショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲
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