廃熱源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 01:39 UTC 版)
エネルギーを利用する観点からは、必要に応じてエネルギーを様々な形態へ転換することになる。たとえば、暖房、換気、空調、力学的エネルギー、電気エネルギー(電力)などである。多くの場合、これらのエネルギーは、高温熱源で動作する熱機関によって生成される。熱力学第二法則によれば、熱機関は決して損失のない完全な変換は行えない。したがって、熱機関は常に余剰の低温熱を生成する。これは一般に、廃熱または「二次熱 secondary heat」または「低品位熱 low-grade heat」と呼ばれる。この廃熱は、ほとんど場合は少なくとも暖房用途には使えるが、電気や燃料とは異なり、通常、遠距離への輸送は実用的ではない。
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