床鶴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/31 08:50 UTC 版)
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基礎情報 | ||||
床山名 | 床鶴 | |||
本名 | 鍋島 光男(なべしま みつお) | |||
生年月日 | 1960年7月22日(65歳) | |||
出身 | 長野県松本市 | |||
所属部屋 | 君ヶ濱部屋→井筒部屋→陸奥部屋→音羽山部屋 | |||
データ | ||||
現在の階級 | 停年退職 | |||
最高位 | 特等床山 | |||
採用 | 1976年3月 | |||
二等床山 | 1999年以前 | |||
一等床山 | 2006年1月 | |||
特等床山 | 2021年1月 | |||
引退 | 2025年7月 | |||
備考 | ||||
2025年7月27日現在 |
床鶴(とこつる、1960年7月22日[1] - )は、大相撲の元床山。本名は鍋島 光男(なべしま みつお)。長野県松本市出身[1]。最終所属は音羽山部屋。最高位は特等床山。
人物
長野県出身の幕内格行司の木村筆之助の紹介で中学卒業後の1976年に君ヶ浜部屋に入門[2]。力士志望だったが、体が小さかったため床山になった[3]。君ヶ浜部屋の師匠の鶴ヶ嶺の四股名から「床鶴」と命名された。その後、所属は井筒部屋となり、鶴ヶ嶺の後を継いだ逆鉾が2019年に死去したため、一門の陸奥部屋所属となった。横綱鶴竜や関脇逸ノ城のマゲを結ったことがある[4]。2023年12月、鶴竜改め24代音羽山の独立に同行し、音羽山部屋に転属した[5]。2025年7月場所中に65歳の誕生日を迎えたため、同場所限りで日本相撲協会を停年(定年)退職した[6]。
2024年6月18日、力士以外で相撲振興に寄与した人に与えられる「永楽相撲功労賞」を受賞[7]。
履歴
脚注
- ^ a b 『信州の相撲人 雷電から御嶽海まで』 94ページ
- ^ 『信州の相撲人 雷電から御嶽海まで』 95ページ
- ^ 佐々木一郎「特等床山の床鶴が定年退職「まだ実感はない」寺尾、霧島、鶴竜らの大銀杏を結ってきた」『日刊スポーツ』2025年7月27日。2025年7月30日閲覧。
- ^ 『信州の相撲人 雷電から御嶽海まで』 98ページ
- ^ 「元横綱鶴竜が年寄音羽山襲名、陸奥部屋から独立して音羽山部屋新設」『デイリースポーツ』2023年12月27日。2023年12月27日閲覧。
- ^ 佐々木一郎「特等床山の床鶴が定年退職「まだ実感はない」寺尾、霧島、鶴竜らの大銀杏を結ってきた」『日刊スポーツ』2025年7月27日。2025年7月27日閲覧。
- ^ 特等床山・床鶴、立呼び出し・次郎、相撲絵師・琴剣さん夫人が「永楽相撲功労賞」を受賞 日刊スポーツ 2024年6月18日(2024年6月21日閲覧)
参考文献
- 京須利敏著『信州の相撲人 雷電から御嶽海まで』 信濃毎日新聞社、2017年。
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