広義のワラジムシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/06 08:02 UTC 版)
広義のワラジムシは、この属や科だけでなく、ワラジムシ亜目ほぼすべてを含んでしまう。 以下のワラジムシ亜目のうち、フナムシ科に海岸でよく見るフナムシ、森林土壌にも出現するヒメフナムシがあり、最後の3科にいわゆるダンゴムシが含まれる。それ以外のものはすべて「ワラジムシ」の呼称で呼ばれている。むしろワラジムシ相(動物相の一部としての)と言えば、ダンゴムシなども当然含まれているものとして扱われることが多い。 フナムシ科 Ligiidae ナガワラジムシ科 Trichoniscidae ヒゲナガワラジムシ科 Olibrinidae ウミベワラジムシ科 Scypacidae ヒメワラジムシ科 Philosciidae ホンワラジムシ科 Oniscidae ハヤシワラジムシ科(トウヨウワラジムシ科) Trachelipidae ワラジムシ科 Porcellionidae コシビロダンゴムシ科 Armadillidae オカダンゴムシ科 Armadillidiidae ハマダンゴムシ科 Tyloidae 現在世界で1,500種が知られる。日本でも100種ほどが知られていると言うが、実際には400種あるかもとも言われている。1980年代くらいまでほとんど手つかずであった研究が現在は進行しており、多くの新種が確認されつつある。 Porcellio laevis
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