広義の二糖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/17 03:29 UTC 版)
二糖 単糖1 単糖2 結合 還元性 トレハロサミン グルコサミン グルコース α(1→1) なし マルチトール グルコース ソルビトール α(1→4) なし セロビオン酸 グルコース グルコン酸 β(1→4) なし ラクトサミン ガラクトース グルコサミン β(1→4) あり ラクトースジアミン ガラクトサミン グルコサミン β(1→4) あり ラクトビオン酸 ガラクトース グルコン酸 β(1→4) なし ラクチトール ガラクトース ソルビトール β(1→4) なし ヒアロビウロン酸 グルコピラノシルウロン酸 グルコサミン β(1→3) あり スクラロース ガラクトースの4位水酸基を塩素で置換したもの フルクトースの1位と6位の水酸基を塩素で置換したもの α(1→2)β なし スクラロースは、スクロース(ショ糖)のヒドロキシル基を3つ、塩素で置換したものだが、糖の構成がスクロースではグルコースだったものが、スクラロースではガラクトースになっている。これは求核置換反応(SN2反応)により、立体反転が起きているためである。
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