平成ゴジラシリーズとCG技術の登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 01:45 UTC 版)
「東宝特撮」の記事における「平成ゴジラシリーズとCG技術の登場」の解説
再び冬眠の時代を迎えた東宝特撮であったが、ゴジラシリーズは1989年に公開された『ゴジラvsビオランテ』の成功で本格的に製作が再開され、『ゴジラvsデストロイア』までの平成ゴジラシリーズとして興行の主力となった。 この時期には、ゴジラ以外の新機軸の作品を模索しており、『ガンヘッド』『ヤマトタケル』が制作され、シリーズ化も企画された。結局平成ゴジラシリーズ終了後に、『モスラ』がシリーズ化されるにとどまった。 1990年代半ばになると、それまでのミニチュアや着ぐるみといった撮影法に代わり、CGを用いたSF映画が主流になり始めた。1998年に米国のトライスター・ピクチャーズ製作で公開された『GODZILLA』に登場するゴジラは大半がCGによって描かれた。同年、東宝特撮のほぼ全てを手がけた田中が死去。東宝特撮の製作は富山省吾に継がれた。
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