常磐津若太夫とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 劇・舞台 > 浄瑠璃 > 常磐津若太夫の意味・解説 

常磐津若太夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 00:03 UTC 版)

常磐津 若太夫(ときわづ わかたゆう)は、常磐津節の太夫の名跡

初代

後の富士岡若太夫。

2代目

後の落語家初代船遊亭扇橋

3代目

(生年不詳 - 天保10年12月6日1840年1月10日))

最初三味線方の3代目岸澤式佐の弟子。太夫に代わり、常磐津和歌太夫が1832年に3代目若太夫を襲名。

定紋が菊菱だったために後世、菊菱派と称す。通称は「露月町」。

4代目

文化12年(1815年) - 明治32年(1899年1月22日

江戸の生まれ、常磐津文字佐喜、3代目若太夫に芸を仕込まれ、初名を初代常磐津和佐太夫、1880年に4代目若太夫を襲名。後に常磐津若翁の名で隠居する。菊菱和佐太夫と称したこともある。

名人・人気を妬んだ誰かに水銀を飲まされ声が出なくなったことがある。

長女が宝集家金之助、長男(次男とも)が講談の2代目錦城斎一山がいる。

5代目

生没年不詳)本名を萩原熊次郎。

4代目の実の妹の子。2代目常盤津小和佐太夫、1889年に菊太夫、1895年に喜久太夫を経て5代目若太夫を襲名。

6代目

(明治5年(1872年) - 大正9年(1920年))本名を伊藤慶次郎。

4代目若太夫の孫。3代目小和佐太夫、小和歌太夫、若喜太夫を経て、1911年暮に5代目若太夫を襲名。

7代目

()本名は萩原喜久太郎。

6代目若太夫の甥。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「常磐津若太夫」の関連用語

常磐津若太夫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



常磐津若太夫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの常磐津若太夫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS