帆走用以外のマスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 01:41 UTC 版)
蒸気機関の発達により帆走機能を持たない船が造られるようになっても、高い位置に設置する必要がある信号旗や航海灯などのためにマストは設置され続けその名称は残された。さらにレーダー、通信アンテナの取り付けも行われるようになった。高い場所にさえあれば良いため、高い位置にある船橋の上に短いマストが設置されている船もある。軍艦では一時期高くなった艦橋がその代わりとなり、測距儀やレーダーが設置された(英語版パゴダマストも参照)。また、煙突とマストを一体化させたマック(Mack:mast(マスト)とstack(煙突)を足し合わせた造語)と呼ばれる構造も一時期広く使われていた。
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