崩壊 - 社長の自殺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 13:26 UTC 版)
「フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング」の記事における「崩壊 - 社長の自殺」の解説
詳細は「荒井昌一#経歴」を参照 2002年2月14日と15日、FMWは2日連続で不渡りを出して事実上倒産する「負債総額は3億円」。経営不振の中で社長の荒井はたった1人で金融業者28社から3000万円を借り入れていたと言われる。その他に運営の責任感から来るものか家の権利書まで持ち出そうとした。実際に赤字続きで首が回らなくなった際にもちゃんと所属選手にはギャランティーが支払われていたという。 FMW崩壊後に借金取りから逃れるため失踪していた社長の荒井は、著書「倒産!FMW カリスマ・インディー・プロレスはこうして潰滅した」を執筆後の5月16日、生家近くの公園で首吊り自殺。その前日付けの消印で団体関係者宅に「ご迷惑をおかけしました」といった文書が届いていたことも、その後明らかになった。最大のインディー団体は社長の自殺という最悪の終焉を迎えた。この事件は「乱立するインディー団体へのメッセージ」として安易に旗揚げできるインディー団体に対しての警鐘ともなった。 残された所属選手とスタッフの内、冬木が事実上所属選手とスタッフを引き継ぐ形で2002年3月、WEWを設立する一方で8月1日、ハヤブサがWMFを設立するなど分裂状態になった。2003年3月19日、WEWは代表の冬木の病死により解散して後に冬木軍プロモーション→アパッチプロレス軍(一時、XWF)と形を変えてアパッチから分かれたプロレスリングFREEDOMSが設立される。また、アパッチも後にプロレスリングA-TEAMとして再出発している。
※この「崩壊 - 社長の自殺」の解説は、「フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング」の解説の一部です。
「崩壊 - 社長の自殺」を含む「フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング」の記事については、「フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング」の概要を参照ください。
- 崩壊 - 社長の自殺のページへのリンク