崩壊 [編集]
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/05/16 15:15 UTC 版)
30Pは約2分30秒の半減期を持ち、リンの放射性同位体としては3番目に長い半減期を持つ。30Pはその100%が陽電子放出によって安定同位体である30Siに崩壊する。 30Pの親核種には30Sと31Clが知られているが、両者自身および親核種ともに30Pよりもさらに半減期が短く、天然には存在しない人工放射性同位体である。30Sは半減期1.178秒を持って100%が陽電子放出によって、31Clは半減期0.15秒を持ってその0.7%が陽電子放出と陽子放出が同時に発生して30Pとなる。なお、31Clの残り99.3%は単なる陽電子放出によってリンの安定同位体である31Pになる。
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