岩石学での位置づけ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 06:34 UTC 版)
一般に「大理石」と呼ばれているものを岩石学では結晶質石灰岩(けっしょうしつせっかいがん、英: crystalline limestone)と呼ぶ。石灰岩がマグマの熱を受けて接触変成作用で再結晶したもので、変成岩の一種である。主な構成鉱物は方解石で、個々の結晶が肉眼で見える大きさになっていることも多い。通常は、化石や層状構造など、元の石灰岩ができた時の内部構造はほとんど残っていない。ちなみに、カルシウムは40%含まれている。 スカルンと呼ばれる金属鉱床をともなうことがあるほか、稀に化石を内包することもある。
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