山名 幸男(やまな ゆきお)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:10 UTC 版)
「君の手がささやいている」の記事における「山名 幸男(やまな ゆきお)」の解説
美栄子の子供時代を描いた番外編『みえちゃんの手がささやいている』に登場した、美栄子の聾学校時代の同級生で初恋の人。手話で犬を調教しているところを美栄子に見られて興味を持たれ(美栄子はそれを魔法と思い込んでいた)、周囲の大人達には内緒で美栄子に手話を教えた。その時代の聾学校教育では「口話を覚える妨げになる」として手話を禁じる風潮があり、それを無視して手話を使う幸男は聾学校でも問題児とされていた。美栄子の母は、美栄子が口話の覚えが悪いのは幸男のせいであると主張し、美栄子と引き離すために東京への引越しを強行する。だが引越し当日に美栄子と幸男がお互いを純粋な心で思っていることを理解し、美栄子にきちんと別れの挨拶をするように促した。後に足を怪我して入院していたところに千鶴を病院へ連れてきていた美栄子と偶然再会する。
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