山下古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/07 23:33 UTC 版)
山下古墳(やましたこふん)は、久本古墳の北約600メートルにある古墳。史跡指定はされていない。 墳丘封土はほとんどが流失しており、元々の墳形は明らかでない。主体部の埋葬施設は両袖式の横穴式石室で、南方向に開口する。石室の規模は次の通り。 石室全長:現存9.0メートル 玄室:長さ5.05メートル、幅2.55-2.85メートル、現在高さ2.5-2.8メートル(推定復元約3メートル) 羨道:長さ4メートル、幅1.5メートル、現在高さ1.2メートル 石室の石材はすべて安山岩である。玄室の規模は一帯の古墳では最大であり、玄室の天井石は巨石1枚で構築される。副葬品は詳らかでない。 玄室(奥壁方向) 玄室(羨道方向) 羨道(開口部方向) 羨道(玄室方向) 開口部
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