居住地と人口
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 02:47 UTC 版)
サハ語はテュルク諸語に属し、ロシア連邦内の話者人口はサハ共和国を中心に45万6千人を数える(ロシア国勢調査、2002年)。サハ共和国以外にも、周辺のアムール州、マガダン州、樺太(サハリン)およびタイミル自治管区、エヴェンキ自治管区(両管区とも2007年にクラスノヤルスク地方に併合された)にも居住している。サハ共和国の人口はおよそ98万人で、そのうち約38万2千人がヤクートとされ、これは人口の約39%に相当する。サハ共和国の人口に占めるヤクート族の割合は、ソヴィエト連邦時代に、強制移住をはじめとする移住政策によって減少したが、ソ連崩壊後はわずかながら増加に転じている。話者人口が比較的大きいため、ロシア連邦内の他の少数言語に比べると、サハ語の絶滅の危険性は少ないとされている。
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