尤草紙とは? わかりやすく解説

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もっとものそうし〔もつとものサウシ〕【尤草紙】

読み方:もっとものそうし

仮名草子2巻斎藤徳元作。寛永9年(1632)刊。枕草子模して、全80項目にわたる物尽くし収める


尤草紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/17 02:09 UTC 版)

尤草紙(もっとものそうし)は、1632年に刊行された『枕草子』をパロディとした仮名草子である。「枕」をもじって「尤」とした。「尤之草紙」「尤双紙」「尤之双紙」などとも表記する。大本2冊2巻。1632年(寛永9年)恩阿斎刊、後印本に1634年(寛永11年)中野道伴版、覆刻版に1649年慶安2年)藤井吉兵衛版と同版の婦屋仁兵衛版、江戸版絵入の1673年寛文13年)松会版がある[1]


  1. ^ a b c d e 岡本勝雲英末雄編 『新版 近世文学研究事典』 おうふう、2006年2月、16頁。 
  2. ^ もっとものそうし(尤双紙・尤草紙・尤之草紙) 作品名”. 2020年11月7日閲覧。


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