小鳥小屋(オランジュリ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 16:40 UTC 版)
「ハイデルベルク城」の記事における「小鳥小屋(オランジュリ)」の解説
シュトュックガルテンの南部、エリーザベト門のすぐ隣に小鳥小屋 (Vogelhaus) が造られた。後に小鳥小屋はオランジュリ(Orangerie、オレンジなど暖かい地方の植物を育てるための温室)に改築された。18世紀の初めには堀まで拡張され、エリーザベト門もその敷地の一部に含まれるようになった。オランジュリハウスを、ホストルームを持つ3階建てのゲストハウスに改築する案が立てられたがプファルツ選帝侯の宮廷はこれを拒否した。現在は西壁の一部と広さを示す地面の板石が遺るだけである。オランジュリの植物は1725年にシュヴェツィンゲン城に運ばれた。 オランジュリの撤去に対する同意は1805年に選帝侯が訪れた際に与えられた。その後シュトュックガルテンはフォアホーフやテラスガルテンと一体の庭園施設として統合され、公共の公園として一般に開放された。
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