小次郎にまつわる名所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 22:06 UTC 版)
「佐々木小次郎」の記事における「小次郎にまつわる名所」の解説
九州小倉の浜辺には、1950年に村上元三の『佐々木小次郎』が完成した記念に「小次郎の碑」が建てられている。 吉川英治の小説『宮本武蔵』では、山口県にある錦帯橋を、小次郎が「燕返し」を編み出した場所としている。実際にはこの橋は「巖流島の決闘」の60年後に作られたもので、その「燕返し」は「虎切」と呼ばれる剣法の型であり、全て吉川の創作である。 1956年の東宝映画『宮本武蔵完結編 決闘巖流島』では、稲垣浩監督は静岡県南伊豆の今井浜にコンクリートの岩を仮設して「巖流島の決闘」を撮った。この人造岩は観光課の要望でそのまま残され、その後は観光地となっていた。 山口県岩国市の吉香公園や、福井県の一乗滝には小次郎の銅像、山口県阿武町大字福田には小次郎のものと伝承される墓がある(阿武町役場 佐々木小次郎の墓)。
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