小杉焼の陶工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/09 08:18 UTC 版)
初代 高畑与右衛門 - 小杉町伊勢領の出身といわれる高畑八郎兵衛の弟。18歳の時に福島県相馬へ行き、十数年間窯業に従事した後富山に帰り、太閤山近くの箕輪山に窯を築いて製陶を始めた。藩から箕輪製陶所の免許と保護を受ける。与右衛門は子供に恵まれず、1838年(天保9年)53歳没。 二代 高畑与右衛門 - 高畑作次の弟。初代にも劣らない名工で、小杉焼の改良を進めると同時に、多くの名工を育てる。1862年(文久2年)病没。 三代 陶山与右衛門 - 21歳の若さで死亡。 四代 陶山三十郎 - 陶山三十郎は二代与右衛門の弟。小杉焼の挽回を図りますが、瀬戸や有田といった産地の陶磁器が流通したため、1888年(明治21年)廃業。
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