将来の水害リスク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 12:33 UTC 版)
2010年代においても、荒川流域で大規模洪水が起きた場合、首都圏の広い地域に被害を及ぼす可能性は依然残っている。関東地方整備局のシミュレーションによると、大雨により赤羽駅近くの堤防が決壊したと想定すると、東京都と埼玉県内の約98平方 kmが浸水し、水は東京都心の丸の内や大手町などにも到達する。全国からポンプ車を集めても、排水には4週間かかる。このため国交省は、企業に事業継続計画(BCP)の策定を呼び掛けている。 高規格堤防整備事業が下流部で行われている。そのほか中流部では堤防の幅を拡幅するさいたま築堤事業が行われている。また、2018年からは荒川第二・第三調節池の整備事業が始まった。
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