専門員、調査局長及び調査員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 17:23 UTC 版)
「議院事務局」の記事における「専門員、調査局長及び調査員」の解説
常任委員会専門員(府省の局長相当)と常任委員会調査員は、各議院の常任委員会に置かれる調査担当者である。専門員は常任委員長の命を、調査員は常任委員長及び専門員の命を受けて調査の事務を掌るとされているが、任命は、常任委員長の申出により議長の同意及び議院運営委員会の承認を得て事務総長が行う、議院事務局の職員である。また、衆議院事務局では調査部門の統括組織として衆議院調査局を設けており、その事務を行わせるために調査局長(府省の事務次官相当)、調査員その他所要の職員を置いている。 参議院では、常任委員会専門員と調査員は、各常任委員会に対応する常任委員会調査室を構成する。常任委員会調査室は各常任委員会の名称を関して「何某委員会調査室」と呼ばれ、室長は専門員があてられる。ただし、国家基本政策委員会に対応する調査室のみは企画調整室と称し、調査室間の総合調整にあたっている。また、参議院ではこのほかに、調査会に関する調査を行わせるため第一、第二、第三の各特別調査室を置いている。 衆議院では、常任委員会専門員を室長とする調査室がある点は参議院と同じであるが、これらは衆議院調査局の下に置かれている。
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