封緘用でない「シール」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 16:17 UTC 版)
裏に糊のついた紙「シール」は、日本では、1912年(大正元年)に初めて作られたといわれる。 さまざまな商品におまけとして添付されるほか、花や数字、漫画やアニメのキャラクターなどの図柄が描かれたものが文具店や土産物店などで販売されている。おまけの例として、「ビックリマンシール」やポケモンパンの「デコキャラシール」がある。 多くの場合、粘着剤が完全に張り付かないよう処置された剥離紙の上に仮止めされた状態で販売あるいは添付され、あらかじめ必要な形状に切断されたものもある。素材としては紙のほかに、薄い各種の合成樹脂、ゴム、アルミ箔などがある。この上に必要に応じた印刷が施される。 粘着剤には不溶性の糊が使われ、剥離紙から剥がしてそのまま貼れるものが多いが、水溶性で、水で塗らしてから張るものもある。 1995年7月に発売が開始されたプリント倶楽部、通称「プリクラ」は、顔写真つきのシールを手軽に作れる機械である。コミュニケーションツールとして、広い年代に利用されている。
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