対格型と能格型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 18:56 UTC 版)
詳細は「能格言語」および「対格言語」を参照 他動詞文と自動詞文を比較したときに、他動詞文と自動詞文のいずれでも主語に同じ格が用いられ、他動詞文の目的語に異なった格が用いられるものを対格型言語と呼ぶ。一方、他動詞文の目的語と自動詞文の主語とに同じ格が使われ、他動詞文の主語に別の形を用いるものを能格型言語と呼ぶ。 例えば、日本語は、 太郎が走る。 太郎がウィキペディアを読む。 のように、自動詞文、他動詞文のいずれにおいても同じガ格が用いられるため、対格型の言語であるといえる。
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