対数増殖期

デジタル大辞泉

たいすう‐ぞうしょくき【対数増殖期】

読み方：たいすうぞうしょくき

微生物や細胞などが、一定の時間間隔（世代時間）で分裂し、その総数が2倍になる時期。増殖の様子を対数関数で表すことができる。環境収容力の限界に近づくと、増殖は緩やかになる。対数期。

生物学用語辞典

対数増殖期

英訳・(英)同義/類義語：logarithmic growth phase

細胞、特に細菌の増殖実験で、環境状態がよく細胞が一定時間ごとに二分して増殖するとき、時間に対して細胞数の対数が直線となる。この時期を過ぎると増殖が定常期に（静止期）にはいる。

指数増殖

同義/類義語：指数増殖期, 対数増殖期
英訳・(英)同義/類義語：exponential growth, log phase

細胞の増殖は、一般的に親細胞が二分することによって進行する。ある系に含まれるすべての細胞が一定の間隔で細胞分裂して増殖するとき、系全体に含まれる細胞の総数はそれぞれが２倍ずつになるため、時間に対する指数関数となる（時間軸に対して、細胞数の対数が直線となる）。また、このような時期を指数増殖期とも対数増殖期、ログ期、ログフェーズとよぶ。

「生物学用語辞典」の他の用語

実験方法装置単位など：

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