寺社の創建と信仰文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 09:37 UTC 版)
「石山 (滋賀県)」の記事における「寺社の創建と信仰文化」の解説
7世紀から8世紀にかけて日本の仏教信仰が盛んになり、これに伴い社寺が建立されることとなった。泰澄が722年に岩間寺を創建している。その後、745年に東大寺造営のための建設資材を集積する石山院が置かれ、これを基に良弁が石山寺が創建された。そして、815年に空海が立木観音を建立した。 平安時代に入ると貴族による石山寺への石山詣が盛んとなる。瀬田川と伽藍山による風光明媚な立地が人気を博し、さまざまな人が石山寺をめぐって文学を紡ぎだしてきたとされる。特に紫式部が源氏物語の執筆したとして、紫式部ゆかりの寺として有名である。西国三十三所観音巡礼の第13番札所として庶民にも信仰されるようになる。
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