家禽の幼鳥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/20 15:20 UTC 版)
養鶏の分野では、基本的には雛/雛鶏(ひなどり、すうけい)/雛鳥(ひなどり)と幼鶏(ようけい)はくくられる場合があるが、「雛鶏」が若鶏(わかどり、ニワトリの若鳥)を含意するのに対して、「幼鶏」はこれを含意せず、挿し餌を与えるべき成長段階にあるものを指す。鶏の成長段階としては、幼鶏、若鶏、成鶏(せいけい)、老鶏(ろうけい。古鶏〈ふるどり〉、ひね鶏/拈鶏〈ひねどり〉も同じ)の順、もしくは、雛鶏を幼雛(ようすう。ひよこ)・中雛(ちゅうすう)・大雛(だいすう)に分けて、幼雛、中雛、大雛、成鶏、老鶏の順である。 なお、採卵鶏(卵用鶏)としての利用価値が無くなった老鶏を「廃鶏(はいけい)」と呼ぶが、これは養鶏業界および食肉流通業上の名称であって、生物的の成長段階と直接には関係しない。 ニワトリ以外の家禽、例えばカモ(鴨)などでも同様、成長段階によって、雛鴨(ひながも、すうおう)、幼鴨(ようおう)、若鴨(わかがも)、成鴨(せいおう)、老鴨(ろうおう)と呼び分ける。
※この「家禽の幼鳥」の解説は、「幼鳥」の解説の一部です。
「家禽の幼鳥」を含む「幼鳥」の記事については、「幼鳥」の概要を参照ください。
- 家禽の幼鳥のページへのリンク