宮下駅 (福島県)とは? わかりやすく解説

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宮下駅 (福島県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/19 03:40 UTC 版)

宮下駅*
駅舎(2009年2月)
みやした
MIYASHITA
所在地 福島県いわき市小名浜宮下127-3
所属事業者 福島臨海鉄道
駅構造 地上駅
開業年月日 1907年明治40年)12月1日
廃止年月日 2015年平成27年)1月13日
乗入路線 2 路線
所属路線 本線
キロ程 3.6 km(起点)
(3.6 km)
(1.8 km) 小名浜
所属路線 小名浜埠頭本線
キロ程 0.6 km(宮下起点)
(0.0 km) 南宮下
備考 貨物専用駅
*1941年高山駅から改称。
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宮下駅(みやしたえき)は、かつて福島県いわき市小名浜に存在した福島臨海鉄道貨物駅廃駅)である。

福島臨海鉄道本線の他、過去には小名浜埠頭本線も接続していた。

歴史

廃止時点では、東邦亜鉛小名浜製錬所への専用線に発着する車扱貨物を取り扱っていた。製錬所からは専用線を通じて亜鉛精鉱・亜鉛焼鉱安中駅へ発送していた。亜鉛精鉱の輸送はトキ25000形貨車が、亜鉛焼鉱の輸送はタキ15600形貨車がそれぞれ担っており、これらの常備駅でもあった。かつては濃硫酸の発送があり、東北地方の工場へ輸送されていたが、2005年平成17年)3月を以ってトラック輸送に転換され廃止された。

「小名浜港背後地震災復興土地区画整理事業」に伴い、隣接する小名浜駅が約600メートル西側へ移転することになり、東邦亜鉛専用線も移転後の小名浜駅へ接続する工事が行われ、2015年(平成27年)1月13日に新しい小名浜駅が開業するとともに当駅は廃止となった[1]

年表

構造

廃止時点では専用線発着車扱貨物の取扱駅であった。地上駅で、駅西側にある東邦亜鉛小名浜製錬所への専用線があった。

その他、日本化成小名浜工場への専用線もあったが、既に廃止されている。日本化成線は工場内を経由し、隣の小名浜駅へ続いていた。

駅周辺

  • 藤原川
  • 東邦亜鉛 - 小名浜製錬所
  • 小名浜製錬 - 小名浜製錬所
  • 日本化成 - 小名浜工場
  • 小名浜消防署

1985年時の常備貨車

隣の駅

福島臨海鉄道
福島臨海鉄道本線
泉駅 - 宮下駅 - 小名浜駅
1972年10月1日まで泉駅との間に滝尻駅と東邦亜鉛前駅、小名浜駅との間に水素前駅が存在した。
小名浜埠頭本線
宮下駅 - 南宮下駅

脚注

  1. ^ 交通新聞2015年1月29日

関連項目




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