宣誓中の言い誤り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 16:28 UTC 版)
「2009年バラク・オバマ大統領就任式」の記事における「宣誓中の言い誤り」の解説
宣誓を行う途中、いくつかの間違いがあった。ただ、その正確な事実経過については、報道によって説明の仕方が分かれている。あるニュース記事によると、ロバーツが宣誓の最初の部分を唱える際、"I, Barack Hussein Obama."(私、バラク・フセイン・オバマは)と言った後に息継ぎを入れたという。そしてオバマがその言葉を復唱し始めた時に、ロバーツが大統領をさえぎるように"do solemnly swear,"(厳粛に宣誓する)と言って宣誓の続きを唱え始めたという。別のニュース記事によれば、ロバーツが宣誓の最初の部分を唱えているところをさえぎったのはオバマの方であるという。 宣誓の第1フレーズを言い終えた後、ロバーツは宣誓の次の部分を暗唱する際、誤って"that I will execute the Office of President to the United States faithfully"と述べた。正しくは"that I will faithfully execute the Office of President of the United States"(私が誠実にアメリカ合衆国の大統領の職を執行することを)というべきところである。オバマは、"I will execute"という文言を復唱したが、ロバーツの誤りに気付いたように、息を継ぎ、ロバーツの方を見た。ロバーツは、それから誤りを正そうとして、"faithfully the Office of President of the United States."と唱えた。しかし、オバマはロバーツの最初の間違ったフレーズを復唱してしまった。
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