実質賃金と実質国内総生産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 14:53 UTC 版)
「名目と実質 (経済学)」の記事における「実質賃金と実質国内総生産」の解説
消費者物価指数(CPI)の測定に使用される商品束は、消費者にも関係する。つまり、消費者としての賃金労働者にとって、実質賃金(賃金の購買力)を測定する適切な方法は、名目賃金(税引後)をCPIの成長因数で割ることである。 国内総生産(GDP)は総生産量の指標である。ある特定の期間の名目GDPは当時の物価を反映するが、実質GDPはインフレを補正する。物価指数と米国の国民所得および国民生産会計は、商品束とそのそれぞれの価格から作成される。GDPの場合、適切な物価指数はGDP物価指数である。米国の国民所得および国民生産会計において、名目GDPは現在のcurrentドルでのGDP(つまり、指定された各年の物価によるもの)と呼ばれ、実質GDPは[基準年]ドルでのGDP(つまり、 基準年と同じ量の商品を購入できるドルによるもの)と呼ばれる。
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