宝石名と色、主な発色元素とは? わかりやすく解説

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宝石名と色、主な発色元素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 02:32 UTC 版)

緑柱石」の記事における「宝石名と色、主な発色元素」の解説

ベリル 無色淡青淡緑 - ベリリウムゴシェナイト (goshenite, colorless beryl) 無色 - アルミニウム 純度高く無色ベリルのことを特にこう呼ぶ。ゴーシェナイトとも呼ばれる。名前は、最初に発見されアメリカマサチューセッツ州ハンプシャー郡ゴーシェンGoshen)に由来する純粋な無色産出することは少なく、殆どが他色混じって採掘されるアクアマリン (aquamarine) / ブルーベリル (blue beryl) 淡青 - (Fe2+)サンタマリア (santamaria) / サンタマリアアフリカーナ (santamaria africana) 青 - (Fe2+) アクアマリンのうち青が濃いものを、かつての産出地であったブラジルサンタマリア鉱山にちなんでこう呼ぶことがある。同山の石はすでに枯渇したが、現在他鉱山でも同様の石が発見されておりそれらもこう呼ばれるエメラルド (emerald) 緑〜淡緑 - クロムあるいはバナジウム グリーンベリル (green beryl) / ミントベリル (mint beryl) / ライムベリル (lime beryl) 黄緑 - (Fe2+, Fe3+) アクアマリン2価鉄イオン(Fe2+)によるものだが、この種は3価鉄イオン(Fe3+)と混成している。加熱処理によりアクアマリンへと変化するヘリオドール (heliodor) / ゴールデンベリル (golden beryl) 黄色 - (Fe3+) ギリシア語で「太陽」「太陽への捧げ物」を意味し呈色由来する。3価鉄イオン(Fe3+)のみによる発色で、加熱処理によりアクアマリンへと変化する。イエローベリルとも呼ばれるアクアマリンとともに産出するモルガナイト (morganite) / ピンクベリル (pink beryl) 淡赤 - マンガン レッドベリル (red beryl) / ビクスバイト (bixbite) 赤 - マンガン マシシ (maxixe) 濃青(サファイアブルー) - (Fe2+, Fe3+) ブラジルミナスジェライス州にあるマシシ鉱山産したことから名付けられた。サンタマリアよりさらに濃く、紺に近い青を呈するが、紫外線による退色著しく、ひどい場合室内照明下においても数時間退色する。退色した後の石の色はヘリオドールやグリーンベリルと同じである。1975年ヘリオドールやグリーンベリルにX線中性子照射することで、この種に酷似し濃青の石が得られることがわかったアクアマリン エメラルド ヘリオドール モルガナイト レッドベリル ゴシェナイト

※この「宝石名と色、主な発色元素」の解説は、「緑柱石」の解説の一部です。
「宝石名と色、主な発色元素」を含む「緑柱石」の記事については、「緑柱石」の概要を参照ください。

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