宝井琴桜とは? わかりやすく解説

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宝井琴桜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/09 13:27 UTC 版)

宝井 琴桜(たからい きんおう)は、講釈師名跡。琴櫻とも表記。


二代目 宝井たからい 琴桜きんおう
本名 熊谷 江美子
生年月日 (1949-02-28) 1949年2月28日(75歳)
出身地 日本秋田県横手市
師匠 田辺一鶴
五代目宝井馬琴
名跡 1. 田辺千鶴子
(1968年 - 1975年)
2. 二代目宝井琴桜
(1975年 - )
活動期間 1968年 -
配偶者 宝井琴梅
所属 講談協会
公式サイト 梅桜亭にようこそ
受賞歴
1996年 東京女性財団賞
2002年 横手市文化功労者賞

二代目 宝井 琴桜1949年昭和24年)2月28日 - 、本名:熊谷 江美子[1])は、女性講談師。

経歴

秋田県横手市生まれ。1967年横手城南高校卒業後に上京しミツミ電機に就職。趣味で落語を聴いたり、自身で演じたりしていた。1968年田辺一鶴にスカウトされ入門し千鶴子。1969年五代目宝井馬琴門下に移り、1970年同門の宝井琴梅と結婚。1971年二つ目昇進。1975年、夫婦そろって真打となり、五代目の前名の琴桜を名乗る(女性が講談の真打となったのはこれが初である[1])。1996年に東京女性財団賞を受賞。2002年に横手市文化功労者賞を受賞[1]

コトザクラではございません」がいつもの枕言葉。『瓜生岩子伝』『平塚らいてう伝』など、明治女性史中の人物や、女性問題を取り上げて講談に仕立てることで知られ、自ら「ジェンダー講談」と名づけているが、語り口は柔らかい。

著書

  • 『張扇一筋ジェンダー講談〈日本初女性真打〉講談師かく語りき』悠飛社、2002年

脚注

出典

外部リンク




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