定格以上の電気使用による発火の危険性がある。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:28 UTC 版)
「たこ足配線」の記事における「定格以上の電気使用による発火の危険性がある。」の解説
テーブルタップでは、定格1500Wまでという表示がよくなされているが、元のコンセントが分岐や送りで構成されている場合、ブレーカーの定格から、実際使用している機器の消費電力の合計を引いたWが、実際に使用できる電力となる。まずテーブルタップの定格を超えて使用すると、テーブルタップから発火する危険性がある。またブレーカーの安全装置が作動する寸前の電力使用を続けた場合、ブレーカーの安全装置は作動しないため、継続的に過熱状態が続き、電源を遮断する安全装置が故障する原因になる。また分岐や送りにより構成された配線の中で一番耐熱性が低い箇所、あるいは過熱が続いている箇所から発火することがある。さらに前述のブレーカーの安全装置が故障した状態では、定格を遙かに超えた電力を使用できてしまうため、連鎖的に発火がおこる可能性もある。
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