定期的に支払いが生じる決済業務
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 09:50 UTC 版)
「ブランドプリカ」の記事における「定期的に支払いが生じる決済業務」の解説
クレジットカードの決済はBase1(又はオーソリ)とBase2(又は売上集計)の二つのステップによって行われる。Base1では、カードの有効性チェックが行われ、Base2では決済代金の引き落とし処理が行われる。Base1はイシュア(カード発行者)の判断で拒否すること出来るが、Base2は拒否することができない。 クレジットカードの場合には、顧客の信用調査を行った上で銀行口座の情報を把握しているので、Base1とBase2の金額および回数が不一致であっても後から引落を行えるので問題は生じないが、ブランドプリカの場合にはBase1とBase2で金額および回数に差異が有った場合で、残高が不足した場合にはイシュアに代金の回収リスクが生じてしまう。特に月額利用料の決済など、繰り返し行われる決済の場合、多くの加盟店はBase1は最初の一回のみで、二回目以降はBase2だけを発行する。ユーザのカードに十分な金額が残っているうちは何ら問題ないが、チャージ残高が不足した場合イシュアに損害が発生することとなる。 このような事情から、月額使用料の支払いではBase1の時点で決済を受け付けていない。
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