完成後の実績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 07:55 UTC 版)
1956年3月に完成。岡崎によると「思ったより早くできた」。 FUJICの登場により、計算速度は人手でやっていたときに比べ1000~2000倍ほど上昇したという。労働組合は計算手のリストラを憂いていたが、そういった事態は発生しなかった。社外からも使わせてほしいという要望が幾つかあったので、会社に来て自由に使ってもらったが、それでも社内の反響は特になかった。 しかし完成から2年半後、会社がレンズの設計を子会社に移管。これにより同社でのFUJICの任務は終了し、その後は早稲田大学に寄贈された。現在は国立科学博物館が所蔵・公開している。
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