完成後の様子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 04:54 UTC 版)
用水計画当時の上樽本の水田は、約15.4haであった。うち3.5haを溜池から灌漑用水へ切り替え、新規開田の7haをあわせた10.5haの水田は、20年後の大正元年には1haを上回った。その後も開発が進み、大正末期には27ha、最盛期には約40haまで拡張された。用水の完成で、水田耕作は難しい山間地にある農家が、水田耕作農家へ転身できたのである。 大正元年には木賀三四郎を讃える石碑が建立され、今でもその姿を見ることができる。(ただし、現道を作った際にそのままにされたため、旧道の方向を向いたままである。)
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