安城 正紀(あんじょう まさき)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 09:31 UTC 版)
「警官の血」の記事における「安城 正紀(あんじょう まさき)」の解説
清二の第2子(次男)。民雄の2歳年下の弟。昭和25年生まれ。母親に似た柔和な顔立ち。東京都立蔵前工業高等学校卒業後、墨田区内の電気設備メーカーに就職し、組合活動家となる。一部の親族には、共産党員だ、左翼だと言われ、遠ざけられていた。組合活動に熱心だったため、兄の民雄とは、ほとんど連絡を取り合っていなかった。30歳頃に結婚したものの、夫人の間の子供はいない。昭和63年の時点では江東区亀戸に住み、とある労働団体の職員となっていた。兄の死後、甥の和也に父・民雄の生前の事全てを語って聞かせた。高校2年で父を亡くした甥・和也の大学進学のための費用を援助する。和也が警察官となることには反対の立場であったが、和也の意志を妨げることはできないとも悟っている。
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