守備の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/05 14:21 UTC 版)
「カプア包囲戦 (1734年)」の記事における「守備の状況」の解説
カプアの要塞は大規模だったが、戦争の直前には整備が行き届いていなかった。包囲戦の頃には多くの弱点があり、中でも水源、ナポリ門の堡塁の貧弱さ、そしてオリーブと果樹が点在した南と西の地域が最も重大だった。 トラウン元帥率いる駐留軍は6千人であり、ハイスター、ゲルトリン、オネリー、カール・ロートリンゲン、シュメッタウ連隊からの歩兵10個大隊、擲弾兵6個中隊、そしてピニャテッリ、ココルゾヴァ連隊からの、軍馬のない胸甲騎兵数個中隊だった。 トラウンが包囲軍の指揮官マルシヤック伯爵と長きにわたって友好な関係を維持したことも駐留軍に有利に働いた可能性がある。2人は昔の戦役では戦友であり、同じ軍営を使ったこともあった。
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