学習と指導
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/21 06:28 UTC 版)
「イサベラ・レオナルダ」の記事における「学習と指導」の解説
聖ウルスラ修道院に入る前のレオナルダの音楽教育についてはほとんど知られていないが、おそらく彼女は裕福な上流階級の家庭で育ったことで音楽的素養を身につけたと考えられる。修道院ではガスパーロ・カサ―ティ (1610-1941) に師事したことがある。彼は1635年から亡くなるまでノヴァーラの大聖堂付作曲家で、あまり知られていないが才能ある作曲家であった。二人の直接的な関係を示すのは、カサ―ティの「教会協奏曲集第3集」に含まれる2つの劇的対話曲であり、その最初の曲はレオナルダの作品として知られている。 修道院の中では、彼女は1958年の文書に音楽教師 (magistra musicae) と記されている。このことはレオナルダが、修道院で他の修道女たちに音楽を指導する役割があったことを推測させる。そして彼女の作品を修道女たちが演奏する機会があったかもしれない。
※この「学習と指導」の解説は、「イサベラ・レオナルダ」の解説の一部です。
「学習と指導」を含む「イサベラ・レオナルダ」の記事については、「イサベラ・レオナルダ」の概要を参照ください。
- 学習と指導のページへのリンク